葉山町は役場庁舎など町内の14施設で10月1日から特定規模電気事業者(PPS)による電力受給を開始する。
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契約先は「日本ロジテック協同組合PPS管理センター」(千葉県銚子市)。6月に(株)ラフ(同流山市)から電力受給を受ける予定だったが、同社が電気価格の高騰で供給が不可能になったことで同27日で契約を解除していた。PPS契約にあたっては、違約金条項が設けられており、今後同社への法的手段が可能か弁護士と協議するという。新たに契約した同センターは同組合が有する清掃工場の発電設備と契約をしており同町では「供給能力があると見込んでいる」との認識を示している。現在契約を結んでいる東京電力と解約が成立する10月に同センターへ切り替える。
同町14施設の年間電力使用量は過去1年の実績で約238万kwh。同センターは東電よりも単価比2・8%安価で、PPSを導入することにより年間電力使用量が現状の約5855万円から約160万円安い約5695万円に削減できるという。(株)ラフと契約した段階では年間で341万円が削減できる予定だった。
同町によると、同社は県内では同町のほか二宮町、横浜市の地区センターにもすでに電力を供給している。
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