商店街連合会 新会長に古川氏 尾崎氏から14年ぶりの交代
小田原市商店街連合会(以下商連)の平成24年度通常総会が21日に開催され、古川孝昭氏(錦通り商店街理事長)=人物風土記で紹介=が新会長に就任、14年ぶりの会長交代となった。尾崎紀昭前会長は名誉会長に就任した。
総会では平成24年・25年度の役員人事が承認され、新体制のスタートを切った。総会後の懇親会で古川氏は「全ての商店街の先に立っていかねばと身が引き締まる思い。皆様の力を借りて2年間精一杯頑張りたい」とあいさつ。また尾崎前会長に対し「14年間の活動に感謝したい」と労った。
本紙の取材に対し古川氏は理事会の回数を増やし役員会を頻繁に開いて商店街同士の親交を図るほか、川東地区からも副会長を選出する方針を示した。また各商店街の特長を結集させ商店街を盛り上げていく場を持つなど「開かれた商連」を目指すという。
「行政とのパイプ役に」
名誉会長就任の尾崎氏
商連会長として14年間の任期を終え、名誉会長に就任した尾崎氏。懇親会では花束を贈られ笑顔を見せた。「商連に関与して40数年。大規模店やネット販売の進出など劇的な変化の時代だった」と振り返り「これからますます大変になる。バックアップをお願いしたい」とあいさつした。
本紙の取材に対し尾崎氏は、「今後は名誉会長として行政と商連をつなぐパイプ役になる」と話す。「商業と都市計画はライフワーク。小田原の商業の流れは頭に入っており、ノウハウと知識はあるつもり。これからもアンテナを張って商連の活動を支援していきたい」と話した。
新体制の主な役員構成は以下(敬称略、カッコ内は所属商店街・事業所)。▽副会長/加藤公明(扇町商工振興会・(資)加藤兵太郎商店)、中戸川洋(緑一番街商店会・(株)中戸川)、丸田茂晴(錦通り商店街協同組合・(株)マルタ)、神戸洋一(小田原市大型店連絡協議会・(株)小田原百貨店)▽青年部会長/大川裕(扇町商工振興会・(有)大川染洗工場)
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