おだわら総合医療福祉会館 一部施設、市が買い受け 社福C(センター)機能を移転・配備
小田原医師会が市内久野に建設中の「おだわら総合医療福祉会館」の施設所有割合が明らかになった。
来年4月1日開館予定の新しい建物は、鉄骨造4階建で敷地面積3260・56平方メートル、延床面積6397・83平方メートル。
現城内の小田原医師会事務局が4階に、同城内の小田原看護専門学校の看護学科(進学コース・2014年度で終了)と同久野の小田原高等看護専門学校が2・3階に移転してくる。
小田原市の施設は、現城山の社会福祉センターのうち、入浴施設と城山乳児園(廃園)を除く機能がすべて移転。1、4階に配備される。
施設の所有割合は、小田原市が35・78%、医師会が12・95%、看護専門学校が51・27%。
小田原市は、総工費約19億円のうち、所有割合分(35・78%)の6億8000万円を負担。さらに移転する社会福祉センターや障害児通園施設「つくしんぼ教室」などで、移転後に必要な物資の購入費約2027万円など総額で約7億300万円を予算計上した。
開館後の水道光熱費などのランニングコストは、使用料、所有割合に応じて、市が医師会に支払う。開館以降の概算予算は3月議会に上程され、新年度予算に反映される。
なお建物の完成は1月末を予定。2、3月にそれぞれ引っ越しをする。
現在の城山の社会福祉センター、城内の医師会館は、将来的に取り壊される予定。
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