市内国府津出身の松下祐樹さん(23歳・チームミズノアスレティック所属)が本日8月22日に、開幕する世界陸上競技選手権大会(中国・北京)男子400mハードルの日本代表として初出場する。
松下さんは、初の世界舞台を前に「世界の選手のレベルを肌で感じ、その中で力を発揮したい。来年のリオ五輪に向け弾みをつけたい」と抱負を語った。
今年6月の日本選手権で初優勝を果たした松下さん。代表入りが期待されたが、世界陸上の参加標準記録(49秒50)を上回ることができなかったため、代表入りが見送られていた。
松下さんは日本選手権後も記録への挑戦を続け、7月25日の実業団・学生対抗陸上競技大会で自己ベストを更新する49秒38を叩き出し優勝。標準記録を突破し8月、日本代表に追加招集された。「日本選手権後も気持ちを切らさず挑戦し続けた甲斐があった。記録を突破でき、達成感がある。代表決定が他の選手より遅かった分、気持ちが張りつめた状態なので、調子も良い。手応えがある」と力強く語った。
男子400mハードルは本日22日が予選、明日23日(日)が準決勝、25日(火)決勝の日程で行われる。
地元も各所で応援
地元では、代表選出を祝い、小田原駅周辺の「こころの石」や「IIDA TOBACCO」=写真=など4カ所で横断幕が掲げられている。小田原高校卒業まで地元で汗を流した松下さんも「色々な人が声を掛けてくれいつも感謝している。テレビで走る自分の姿で小田原を元気づけられれば」と意気込む。
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