にぎわいのある魅力的な商業空間の創出を目的に、小田原駅周辺で緑化事業が進んでいる。お堀端商店街でも1年かけて草花を用いた整備が完了。5月27日(土)には近隣商店街と連携したイベントが予定されている。
小田原市が進める都市計画の一環で、商業関係者とともに取り組む「街なか緑化事業」。補助金を活用し、2014年度にダイヤ街、15年度は錦通り、そして16年度はお堀端商店街が植栽を行い、モデル地区の3商店街を対象とした3カ年計画が完了した。
昨年から緑化を手がけるお堀端商店街では、専門のコンサルタントによる指導を受けながら、店舗前8カ所でオリーブ、ツバキ、シャクナゲなどを植え、4月19日のポット苗植え込みで整備を終えた。同商店街の高橋剛司理事長(52)は、「通学路にもなっている通りなので、快適に過ごせるよう緑ある商店街にしていきたい」と話した。新たに加わった草花の手入れは商店街の会員が担い、空間を維持していく。
市みどり公園課では、今後も駅前の緑化を継続。ロータリーや中央通りなどエリアを拡大していく。「緑は人に潤いを与える。快適な歩行者空間が増えて、回遊性が高まれば」と活性化に期待を寄せた。
飲食イベント開催
お堀端の緑化事業完成を記念し、27日には午前11時から午後2時まで、万葉の湯前でイベントも。ブースで植栽パネルを展示したり、花の種を配布したりする。(問)お堀端商店街事務局【電話】0465・23・1126
また、周辺の錦通りやハルネと連携し、飲食イベント『ニッキーバル』を実施。18店舗で使える5枚つづりのチケットを購入すると、1枚で各店自慢の料理1品とドリンク1杯が提供され、5店をはしごして飲食を楽しむことができる。前売券(3500円)はハルネ街かど案内所とオダハラ薬局などで販売中。当日券(4000円)は錦通りで取り扱う。(問)実行委員会【電話】0465・23・1777
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