神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
都筑区版 公開:2011年3月3日 エリアトップへ

教育などの課題 話し合う「熟議」 中川小が登壇し発表 地域と学校つなぐ活動など紹介

公開:2011年3月3日

  • LINE
  • hatena
登壇した和泉良司校長(右)と貞末里子さん(左)
登壇した和泉良司校長(右)と貞末里子さん(左)

 文部科学省が教育などの現場を舞台に、全国的に進めている「熟議」。センター南にある横浜市教育委員会北部学校教育事務所(管轄は都筑、青葉、港北、緑区)では、この熟議を2月23日、同所を会場に開催。会場では冒頭に中川小学校(和泉良司校長)の関係者が登壇し、学校と地域とをつなぐ取組みを発表した。文科省、同事務所、各区の共催。

 「熟議」は、昨年4月から全国的に行われているもの。現場で活動する保護者や教員などの”当事者”が「熟慮」と「議論」を重ねることで現状の課題への解決策を考え、行動へと結び付けていくことが目的。

 同事務所では昨年6月に第一回を開催。今回で2回目。当日は、同事務所が管轄する4区から、教員や地域コーディネーターなど40人が参加した。 

 テーマは「地域コーディネーターがつなぐ学校と地域」。内容は、昨年の開催の中、多くの参加者から挙がった意見を参考に決められた。会場では冒頭、中川小の和泉校長と同校の地域コーディネーターの貞末里子さんが発表を行った。和泉校長は、同校地域コーディネーター「スマイル発信隊」について、また、地域ボランティアの活動状況などを紹介。同校では、サポートする地域の人が前職などの経験を活かし、様々な支援を行っている。参加者らは、発表された実例に対し、大きくうなずくなど、話の各所で賛同が得られていた。貞末さんは、コーディネーターとして活躍する「気持ち」や「やりがい」など生の声を届けた。

 その後、参加者らは6グループに分かれて議論。課題や解決策などについて、話し合った。終盤には「学校と地域ボランティアの相互理解」「地域への広報活動を積極的に進める」など、今後の方向性が示された。 同事務所では「各区の地域コーディネーターが交流し、情報を共有できたことは大きな収穫。今後に活かしてほしい」と話した。
 

都筑区版のトップニュース最新6

障害者診療「限界近い」

横浜市歯科保健医療センター

障害者診療「限界近い」

二次機関拡充求める声も

4月25日

読書検定高校の部でV

サレジオ学院高水さん

読書検定高校の部でV

「本好き」の共感集める

4月25日

「子育てあるある」を一緒に

特別養子縁組おしゃべり会

「子育てあるある」を一緒に

27日、ポポラで

4月18日

ジャズ&トークで能登支援

ジャズ&トークで能登支援

21日、都筑区団体が主催

4月18日

「ゆわっこのおうち」開所

一般社団法人うるの木

「ゆわっこのおうち」開所

障害児の居場所の1つに

4月11日

レスリング日本代表に

都筑スポセン岡本景虎さん

レスリング日本代表に

11日からアジア選手権

4月11日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 3月28日0:00更新

  • 2月22日0:00更新

  • 2月1日0:00更新

都筑区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

コラム一覧へ

都筑区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月27日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook