ハンドボール竹の子会 小学生初の全国大会に 惜敗からの逆転出場
「都筑スポーツプランナー 竹の子会」(皆川成夫代表)の小学生男子ハンドボールチームが08年の創立以来、初の全国大会出場を決めた。決勝戦で惜敗し、涙を飲んだが繰り上がりで全国出場。メンバーは8月1日の初戦に向け、気持ちを新たに京都へ出発する。
竹の子会は中川西中学区を中心に参加者を募り、スポーツや文化活動を通して地域振興を目的に発足したもの。その中でもハンドボールチームは近隣の小学生を中心に参加者が多く、2年生から6年生、12人が大会に参加した。
優勝チームが全国大会への出場権を得られる県予選大会は6月22日、横須賀南体育会館で行われた。同チームは予選を順調に勝ち抜き、決勝戦で強豪の生田ボンバーズ(川崎市)と対戦となった。一進一退を続ける両チームは接戦を続け、20対20でPK戦に。重圧がかかる中で最後まで戦い抜くが、一歩及ばず惜敗となった。全国への切符を逃し、肩を落としたが、優勝チームが全国大会出場を辞退。繰り上がりで全国への出場が決まった。近久紀人監督は「試合に負けた時は悔しさで涙を流すメンバーもいた。一度はあきらめた舞台なだけにみんな喜んでいる。全国でも目の前の相手に立ち向かってほしい」と話す。全国大会は8月1日、京都府で行われる。
卒業後もハンドで活躍
チームワークが売りの竹の子会。エースの平林裕斗主将と、星名貴大選手を中心にゲームを組み立て、相手ゴールを狙う。小学生チームはまだ競技人口が少ないが、ここでハンドボールを覚えて力をつける児童も多い。活動学区内の中川西中学校ハンドボール部は同会OB選手も多く在籍し、全国大会常連校となっている。平林主将は「決勝で負けた悔しさを全国で晴らしたい。どんな相手でも全力で戦う」と意気込んでいる。
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