荏田高吹奏楽部 初の東日本大会へ 東関東で1位通過
本番に向け音合わせもしっかり
茨城県立県民文化センターで9月13日（土）、東関東吹奏楽コンクールが開催され、県立荏田高校吹奏楽部（安里菜顧問）が金賞を受賞。初の東関東代表に選出された。同部は10月12日（日）に群馬県のベイシア文化ホールで行われる東日本学校吹奏楽大会へ出場する。
東関東吹奏楽コンクールには地区、県大会を突破した35校が出場。今回代表に選ばれたのはこのうち上位3校で、荏田高吹奏楽部は1位通過を果たした。北海道から関東までの代表が集う東日本学校吹奏楽大会への出場は創部以来初となる。部長の大倉菜桜子さん（3年）は、「まさか選ばれると思ってなかったので本当に驚きました。本番ではミスもなく皆が納得のいく演奏ができてよかったです」と笑顔を見せた。
荏田高吹奏楽部は多彩な表現力が特徴だが、県大会では緊張などから納得のいく演奏ができなかった。パフォーマンスを向上するために楽譜を閉じての演奏や式台にコンクール会場の写真を貼るなど、本番を意識した練習を繰り返した。
安顧問は「今のメンバーでは最後の大会。どんな成績を残すかより、生徒たちが満足できる演奏をしてもらえれば」と期待を込めた。
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