都筑区(中野創区長)はこのほど、2018年度の区運営方針を発表した。目標達成に向けた5施策を柱とし、子ども・子育て支援や、高齢者も活躍できる安心・安全なふるさとづくりを進める方針だ。
区は今年度、基本目標を「未来につながるまちづくり〜いきいき・にぎわい・つながりのあるふるさとづくり〜」と掲げた。
18年1月1日時点での横浜市統計ポータルサイトによると、都筑の15歳未満の年少人口の割合が市内18区で最も高い16・0%。一方で17年には、65歳以上の高齢者人口が年少人口を初めて上回り、今後も増加傾向にあることが見込まれる。そうした区の特徴を踏まえながら、「人づくり」「つながりづくり」「魅力づくり」を念頭に事業に取り組むとしている。
目標達成に向けた施策として▽いきいきと健やかに暮らせるまちづくり▽活力とにぎわいあふれるまちづくり▽安心して暮らせるまちづくり▽豊かな環境をいかしたまちづくり▽共感と信頼の区役所づくりの5つを発表。子育てしやすい環境づくり、健康づくりの支援や経験豊富なシニアを地域で生かす取り組みのほか、区内に多くある農地や優れた技術を持つ中小製造業、都筑をホームタウンとして活動する男子プロバスケットボールチーム「横浜ビー・コルセアーズ」の地域の魅力発信などを盛り込んだ。
目標達成に向けた組織運営では▽職員力の向上▽組織の枠を超えたチーム力の発揮▽協働による地域づくりの推進の3点を柱に、地域の総合行政機関として、まちのニーズや課題を敏感に感じ取り、解決に向けた企画・立案などの取り組みを行っていく。
9つの重点事業
重点事業としては▽メイドインつづき推進事業▽つづき水と緑の魅力アップ推進事業▽国際交流・多文化共生事業▽災害にそなえる自助・共助の推進事業▽未来につなぐ五輪・パラリンピック事業▽つづき“縁”ジン事業▽地域の子育て力アップ事業▽つづき健康づくりサポート事業▽シニア☆スター活躍応援事業の9つに対し、積極的に取り組む方針だ。
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