中央大学附属横浜高校(木下耕児校長)=牛久保東=陸上部に所属する吉川絢斗選手(高3)と富樫莉佐子選手(高3)が全国高校総体(インターハイ)で男女5000m競歩にそれぞれ出場する。
6月に茨城県で開催された南関東地区予選会に神奈川県代表として2人は出場した。県大会の公式記録を大幅に更新していた吉川選手は男子5000m競歩で4位入賞し、2年連続でインターハイの切符を手にした。
一方、富樫選手は昨年、県大会5位とあと一歩のところで、南関東行きを逃していた。今年は県で準優勝に輝き、並々ならぬ思いで初の南関東に挑戦。南関東でも力を発揮し、3位入賞で初の全国出場を掴んだ。
同校陸上部で男女揃ってインターハイに出場するのは初めて。
本番に備え、1Kmを5本歩く負荷の重いポイント練習もすませ、現在2人は最終調整段階に入っている。全国ランキング8位で2年連続のインターハイに挑戦する吉川選手は「レース展開によっては(優勝を)狙える位置にいる。優勝したい」と意気込みを語る。初出場の富樫選手は「(昨年の)くやしさをばねに1年間練習してきた。決勝に残れるように頑張る」と話した。
恩師「揃って決勝に」
8月4日に沖縄県で開幕するインターハイ。女子5000m競歩は4日に予選、翌5日が決勝で、男子5000m競歩は5日予選、翌6日に決勝が行われる。男女共に、予選には44選手が出場し、決勝ラウンドに進めるのは16人。
陸上部顧問の岡本克巳教諭(57)は「決勝に出場すれば2日連続でレースをすることになる。暑さにどれだけ対応できるか、2人揃って決勝に行ってくれるのが一番」と教え子にエールを送る。
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