都筑区役所は8日、帰宅困難者対策訓練を市営地下鉄中川駅と東京都市大学横浜キャンパスで行った。帰宅困難者を駅から滞在施設までどう誘導するか、関係者らが一堂に集まり確認し合った。
訓練は平日の正午に最大震度6強が発生し、鉄道機関が停止して中川駅で帰宅困難者が多数発生したという想定。区役所や市交通局、警察署、消防署の職員のほか、区内に11ある帰宅困難者一時滞在施設の職員ら約35人が参加した。
初動対応として駅員が帰宅困難者を地上に誘導。応対役として派遣された区役所職員が一時滞在施設と連絡を取り合い、区災害対策本部によるホームページやSNSを活用した情報発信の手順を確認し合った。帰宅困難者役の参加者もネットで施設を検索できる『一時滞在NAVI』の使い方を確認した。
訓練を担当した区役所総務課の百瀬文彦係長は「実災害を想定した対応のイメージが共有できたと思う。一方で夜間や休日などで一時滞在施設の職員がいない場合にどう運営できるのか、課題として検討する必要がある」と話した。
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