「第92回神奈川県柔道道場連盟柔道大会」が11月23日、神奈川県立武道館(港北区)で行われ、深澤道場(都筑区勝田町754)から出場した深澤絆君(勝田小)が小学1年の部で優勝した。
大会は、同連盟に所属する川崎、横浜、横須賀、湘南の各地区から、45の道場が出場。小学生、中学生、一般を対象に、第1部で優勝試合、第2部で高点試合をそれぞれ行った。
今年6月に道場開きをしたばかりの深澤道場は同大会に初参加。全国屈指の強豪道場の集う神奈川の大会、深澤君は新参者として胸を借りるつもりで臨み、初出場、初優勝でデビューを飾った。前日は「ドキドキして眠れなかった」という深澤君だったが、「試合直前で開き直り自信を持ってやろう」と気持ちを切り替えた。父親で道場の代表師範を務める深澤太介さんは、「優勝試合は各道場からの選抜で2人しか出られないので強者ぞろい。試合前の調子が悪かったので何とか1回戦を突破してくれればと思っていたのですがいい結果が出ました」と試合を振り返った。得意技は体落。準決勝では優勝候補との対戦となったが、この体落で一本勝ち。控えめな声で「嬉しかったです」と笑顔を見せた。
深澤道場は礼儀、礼節をモットーに、『文武両道』を重んじながら指導を続けている。師範は中、高、大学と柔道の名門、国士舘の出身で同期の鈴木桂治さんが特別コーチを務める。今後は「3月の全国大会予選に標準を合わせて頑張りたい」と太介師範。
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