横浜市歯科保健医療センター
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4月25日
横浜市立都筑小学校(高松一彦校長)のおやじの会メンバーらが中心となりこのほど、校庭にある投てき版の壁画を塗り替え刷新した。また、昇降口にシールで作ったドット画を掲示し、コロナ禍でイベントが中止になる中、アート活動を通し児童と交流を深めた。
都筑小おやじの会は2007年に発足。同校在校生の父親を中心に現在、24人が所属している。春のタケノコ堀りに始まり、夏のお化け屋敷や打ち上げ花火など同会主催イベントを通じ、これまで多くの児童を楽しませてきた。昨年の緊急事態宣言が明けた7月頃からオンライン会議を重ね「おやじの会として子どものために何かできることをしたい」とメンバー間で意見が一致。アイデア出しや議論をする中で学校側に提案した結果、老朽化した投てき版を刷新する「壁アート」とドット画の作成などを児童、学校と一緒に進める運びとなった。
6年生のアイデアも
元々あった投てき版はスポーツのボールが描かれていたが色も薄くなっていた。そこで、同会OBの兼松宏和さんがセンター北のランドマークである観覧車や学校をモチーフにボールを当てて遊ぶ「ストラックアウト風」の原画デザインを考案。その案に同校6年生4クラスからアイデアを募り、「都筑小学校」という風船や同校マスコットキャラの「あおなちゃん」を加えるなどし完成イメージ画を作成した。
壁アートは児童の参加も検討していたが、感染リスクを考慮し、同会メンバーと教諭らが作業を進め、2月27日に色塗りを終え完成させた。
1〜5年が作成
ドット画の原案は同校イラストクラブボランティアの野崎佳緒里さんがアマビエと「あおなちゃん」をコラボさせ作った。それをパソコンで読み取り、25分割した下絵を1〜5年の各クラスに配布。約3万枚のシールを貼り、児童が完成させた。橋本郁人君(1年)は「完成した絵を見てびっくりした」と話す。
高松校長は「児童にこういった活動をする場を作っていただき本当にありがたい」とし、おやじの会の佐藤恵一会長は「投てき版もドット画も児童が見て、喜んでもらえたら嬉しい」と笑顔を見せた。
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