都筑区こども家庭支援課は本日から、子育てに関する情報を集約したアプリ「つづき・育なび」の運用を開始した。スマートフォンやタブレットなどを利用し、無料で情報を入手できるようになる。
同課は昨年6月、インターネットを日常的に利用する子育て世代をターゲットとしたウェブサイト「つづき・育なび」を開設。月に約1000件のアクセスがあり「区民の皆さまのニーズを確認できた」と同課子育て事務係長の武智勇人さん(36)は語る。
市の統計によると、今年1月1日時点での区内全体の人口に対する15歳未満の割合は16・0%(市平均12・2%)。これは市内で一番高い数値で、子育て中の親が多いことがわかる。
区内の需要を踏まえ武智さんらは「利用者がウェブ上に情報を探しにいくのではなく、区から発信していく術はないか」と考え、昨年秋ごろからサイトのアプリ化を検討。金沢区が先行して運用する子育て情報アプリをベースに、都筑の情報を集約した。IT会社、インフォ・ラウンジ合同会社(茅ケ崎中央)の伊藤宗太さんと協力し、約半年掛けて今回のアプリ化実現に至った。
医療などの項目表示
アプリ画面上には「出産・子育て」「保育園・幼稚園」「医療機関」「お出かけイベント」「お出かけスポット」「予防接種」「減災・防災」など9項目を表示。ウェブサイトとアプリの違いは、端末のホーム画面上に表示される「プッシュ機能」だ。郵便番号と子どもの生年月日を登録すると乳幼児健診の日程や外遊びのイベントなど、親子にとって必要とされる情報を区から発信することができる。
また外出の際、おむつ交換や子ども専用トイレ、授乳スペースなど、約500店舗の情報が地図上で見られるので、急な子どもの変化にも対応できる。
武智さん自身も3児の父親。「便利な機能が盛りだくさんなので、ママだけでなくパパにも見てほしい。アプリをきっかけに、家庭内の交流のきっかけになってもらえれば」と話す。
アプリに関する問い合わせは、都筑区役所こども家庭支援課【電話】045・948・2320もしくはホームページhttp://www.city.yokohama.lg.jp/tsuzuki/
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