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都筑区版 公開:2018年9月20日 エリアトップへ

神奈川がんばる企業エース 県がジーエフシーを認定 区内唯一の選出

社会

公開:2018年9月20日

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鈴木代表(右)と技術顧問の高塚勝春さん
鈴木代表(右)と技術顧問の高塚勝春さん

 東方町と池辺町で車両の美装サービスなどを行う(株)ジーエフシーサービス(鈴木飛雄馬代表取締役)がこのほど、神奈川県(黒岩祐治知事)が認定する「神奈川がんばる企業エース」に選出された。県内では今回、10社の企業が選ばれ、区内では唯一の認定となった。

 この認定は独自の工夫で成長を遂げた県内の中小企業を選び、県民や企業に広く周知する「がんばる中小企業発信事業」の一環で行われた。認定

企業の社会的認知度や従業員のモチベーション向上を図り、さらなる成長を目指してもらうことなどを目的としている。

剥がせる塗料を製品化

 車両の板金塗装や車検整備、コーティングなどを行う同社。ペイントラップと呼ばれる日本ではまだなじみのない、低コストで作業効率性の高い剥がせる塗料を扱った点が今回評価された。

 同社が扱うペイントラップは毒性のない水性塗料。一般的な塗料とは異なり、車体に塗って乾かすと、被膜を作り剥がせる仕様になっている。車両の色や質感を手軽に変えられたり、傷から守ることも可能だ。

 海外では取り扱われていた塗料だったが、まだ日本では認知度の低かった4年前、鈴木代表は新聞でペイントラップの存在を知る。「日本に輸入すれば絶対売れる」と、自らアメリカのロサンゼルスへ出向いて、塗料を扱う会社から販売代理店の権利を獲得した。その後、日本に戻り試してみると、年中温暖で乾燥しているロサンゼルスで使われていた塗料は、四季のある日本の気候には適応しなかった。「夢の途中は大変なもの。乗り越えた先が楽しみだった」と、改良を重ね、日本での製品化に成功した。今では月に約400台を塗装。全国から顧客が塗料を求めて訪れるまでになった。

 鈴木代表は「車の困りごとが起きた時にすぐ思い出してもらえるような信頼のある会社を目指したい」と更なる発展を目指す。

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