障害越え 夢語ろう 地域生活支援フォーラム 満員に
障害者の地域生活向上や支援を目指す「旭区地域生活支援フォーラム」が2月19日、サンハートで開催された。旭区地域自立支援協議会によるこの催しは今年で3回目。同協議会は2007年に発足した障害者自立支援法に基づく会議で、サポートセンター連(柏町)を事務局に区内の地域作業所や入所施設、養護学校、地域ケアプラザ38機関が参加する。障害者の相談事業や地域課題を共有し、支援向上に取り組んでいる。
今年のテーマは「ぼくたち、わたしたちの夢」。当日は会場が満席になるほどの盛況ぶりだった。1部は、アットマーク明蓬館高等学校の共育コーディネーターで学習障害(LD)を持つ南雲明彦さんが記念講演。自身がディスレクシア(読み書き困難)であり、周囲の理解を得られず苦しんだ経験などを振り返り、居場所の必要性や家族への感謝の気持ちを熱く語った。
2部では「D─1グランプリinあさひ」と題した出し物発表会も。養護学校生や地域作業所の利用者6チームによる歌や演奏、和太鼓、ダンスなどが披露され、会場は手拍子するなど盛り上がりを見せていた。
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