15回節目に幕 旭写真展に1200人超来場
旭区内の写真愛好家たちの交流、技術向上の場として毎年開催されていた「旭写真展」が3月1日から7日にサンハートであり、15回目を最後に幕を閉じた。
今年は116人から261点の作品が集まり、主催するボランティア団体「旭写真交流会」(海老澤英男会長)会員が選出した1人1点が会場に展示された。
期間中は7日間で1258人が来場。最終日は審査員の土田ヒロミさん(土門拳賞受賞、ニコンサロン選考委員)からの総評と、受賞作品の表彰式があった。
最高賞にあたる「旭区長賞」を受賞したのは、佐藤誠一郎さん(77歳)の作品「晴舞台」=写真。一昨年前、旅行で訪れた長野県の座光寺で、満開に咲く舞台桜を収めた1枚だ。作品名は妻がつけたという。
一昨年前から同展に参加し、今回が3回目だった佐藤さん。受賞は驚きだったという。審査員の土田さんからは「淡い空と桜の色の組み合わせ、角度がすばらしい」と高い評価を得た。
撮影時は一枝に焦点を絞り、花びらが一気に落下する瞬間に集中。出展時はトリミングにもこだわった。佐藤さんは「これからも目に留まったものを撮り続けたい」と喜びを語っていた。
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