旭警察署 災害時の交通混乱 防げ 国交省らと合同訓練
大震災発生時の交通混乱を防ごうと4月12日、旭警察署(片岡秀明署長)が国土交通省保土ヶ谷出張所、関連企業4社と、よこはま動物園ズーラシアの第2駐車場で総合訓練を行った。
この訓練は毎年恒例のもの。今年は当初3月初旬に計画していたが、東日本大震災の影響で延期に。訓練は東海大震災、南関東大震災、小田原西部大震災の発生を想定している。
当日は約70人が参加。災害時の緊急交通路の確保を目的に旭署の主導で進められた。東日本大震災の実態を踏まえ、区内の交通検問所(都岡交差点、下川井インター交差点)をはじめ、交通広報要点(川井浄水場入口交差点、上川井交番前交差点、筑池交差点、鶴ヶ峰交差点、下白根交差点、ひかりが丘交番前交差点)での通行指導を実践した。
災害時には被災地へ向かう車両に各自治体から緊急通路許可証が発行される。今回の震災では物資や仮設住宅の資材を運ぶ車両に対し、旭署から約70が出されているという。旭署では「大震災はいつこちらで起きるか分からない。警察、国交省とも迅速に行動しなければ」と気を引き締めていた。
|
<PR>
|
|
|
|
|
|