被災地で炊き出し NPOワーカーズコープ
横浜市上白根コミュニティハウスの指定管理者である「NPO法人ワーカーズコープ」が5月21日、東日本大震災の被災地で、炊き出しなどのボランティア活動を行った。
ワーカーズコープは震災後、救援物資の支援を通して地元NPOと交流するように。NPO同士が連携し、被害の大きかった地区での炊き出し活動が実現した。使用する鍋ややかんを上白根コミハ、テント2張をコミハのある旭北地区連合自治会から借りて現地に向かった。
炊き出しを行ったのは、宮城県石巻市内の2カ所。焼きそばやおでん、豚汁などをあわせて500人に提供したほか、衣類やトイレットペーパー、オムツなどの救援物資も届けた。
ボランティアに参加した齋藤弘明さんは「1杯の豚汁を受け取るため1時間以上並び、ありがとうとお礼を言ってくれた被災者の顔が忘れられない」と振り返る。現地の詳細な情報がない中での活動に、手探りで準備していたという。
齋藤さんは「被災地が復興するのはまだまだ時間がかかる。一時ではなく、継続的な支援が必要だと痛感した。これからも支援の輪を広げていきたい」と話していた。
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