ずっと健康で暮らし続けたいと思うのは、人間誰もが望むこと。では具体的に、私たちは何に気をつけて、何をすべきなのか―。本紙では医療、運動、食生活と、健康づくりに欠かせない3点について、それぞれの専門機関に話を聞いた。
旭区医師会
疾病の早期発見・治療を掲げる旭区医師会(八ッ橋輝海会長)。行政との連携をテーマに、毎年10月の「旭ふれあい区民まつり」の健康フェアでは、健康相談や血圧測定などを行うブースを設置。その他、診療所で受けられる特定健診、がん検診の目的や受診方法について周知を進める。「身近な健診、相談の窓口として、地域の診療所を活用してもらえれば」と同会では話す。
旭区歯科医師会
歯科医師会では歯周病予防教室や3歳児健診などを開催し積極的に歯科衛生向上の啓発活動を行う。高本重行会長は「自分の口から物を食べそしゃくすることは、健康につながる行為。歯は大切にしてほしい」と話す。特に問題がなくても、半年に一度歯医者に通い、定期的に健診してもらうことが大切。高本会長は「地元にかかりつけ医をもち、健康な歯を保ってほしい」と呼びかけている。
旭区薬剤師会
旭区薬剤師会(瀬戸卓会長)では禁煙支援事業や、介護予防の啓発に力を入れる。慢性疾患のリスク増大や受動喫煙などのたばこ被害を抑止しようと、加盟薬局で薬やグッズの紹介、禁煙相談などを展開。介護予防に関しては、「バスや電車を使って1人で外出できますか」ほか高齢者向けのチェック項目をまとめたリストを作成するなど、情報周知に努めている。
横浜市旭スポーツセンター
ヨガやダンスなどさまざまな教室が開催されている中、65歳以上を対象にした「健康教室」や「転倒骨折予防カリキュラム」なども。健康教室では介護を必要としない体作りや健康の維持増進を目指したプログラムが。黒崎伸一所長は「運動を楽しんでもらい、健康づくりに取り組んでほしい」と話している。
旭区食生活等改善推進員会
市の健康づくり計画「健康横浜21」では野菜摂取量を1日350gと提案している。キャベツや小松菜など葉物の野菜だと、片手一杯分が約70gにあたるので、5杯分が必要になる計算だ。旭区食生活等改善推進員会(ヘルスメイト)の齊藤悦子会長は「生野菜だと量が多いので、煮たり、蒸したりすると食べやすくなります。バランスの良い食事を心掛けて」とアドバイスしている。
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