神奈川職業訓練支援センター芝地(南希望が丘)で3月8日、大規模災害発生時の傷病者搬送を想定したヘリコプター離着陸訓練が行われた。
東日本大震災で、孤立住民の救出などの活躍も記憶に新しいヘリコプター。同所は希望が丘南地区の要望を受け、昨年10月に国土交通大臣より飛行場外離着陸場に指定された。区内ではほかに今川公園も指定されている。
今回は横浜市消防航空隊と旭消防署の連携を強化させようと訓練が行われ、地域住民も見学した。訓練では中等症の30歳男性が倒れ、南希望が丘小学校医療救護拠点から救急要請があったことを想定。ヘリコプターは金沢区の横浜へリポートから旭区に出動し、旭消防署の誘導により着陸した。隊員らは本番さながらに傷病者を搬送した。齋藤俊彦署長は「横浜市は内陸に位置するため、災害時に孤立する可能性もある。活動内容を地域の人々に見てもらうことで、関心を持ってもらえたのでは」と話した。
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