二俣川駅と鶴ヶ峰駅の区間を走るコミュニティバス「四季めぐり」の試験運行が、4月2日から始まった。
試験運行は横浜市が進める、地域に密着した交通手段導入の取り組みを支援する「地域交通サポート事業」によるもの。コミバスが通る旭中央地区は公共交通機関が通っておらず、10年以上前から運行を求める声が上がっていた。
4月6日、買い物に利用していた女性は「自宅の近くにバスが通るので重宝している。今後も利用したい」と話していた。
バスの名称は旭中央地区連合町内会(内田恒夫会長)内で公募したもののなかから、検討委員会が「四季めぐり」を選定した。内田会長は「バスが通る四季美の丘は富士山が見える絶景スポット。ぴったりの名前」と話す。
試験運行の鍵となる採算ラインは、1日130人の乗車。事業者の二重(ふたえ)交通株式会社(本村町・篠崎智雄代表取締役)によると、初日から5日までの乗客数は55、33、33、51人という。
篠崎社長は「始まったばかりなので何とも言えない。まだバス停の場所がわからない人もいると思うので、地域に周知させることが必須。徐々に浸透していけば」と展望を語った。
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