飼育員が育てたオットセイ ズーラシア 愛称「ハッピー」に決定
よこはま動物園ズーラシア(上白根町)で展示されている、メスのミナミアフリカオットセイの子どもの愛称が、「ハッピー」に決まった。4月15日に同園で行われた命名式で発表された。
愛称候補には、ほかに「メイ」「コハル」もあったが、2091票中、最多の962票を獲得したハッピーが選ばれた。5月29日生まれということから、「幸(5)」「福(29)」にちなんで名づけられたという。
ハッピーは昨年、同園で8年ぶりとなるミナミアフリカオットセイの赤ちゃんとして誕生。生後1ヵ月ごろから母親が子どもを威嚇し、授乳が滞ったことから、体調を考慮して飼育員により育てられていた。
今では体長約80cm、体重約11・5kgにまで成長したハッピー。飼育員によると、午前中は活発に泳ぎ、昼ごろからは陸上で寝ていることが多いという。他のオットセイにちょっかいを出すなどやんちゃな様子も見られるそう。現在は毎週日曜日に展示されている。
現在同園には、ハッピーを含めて4頭のミナミアフリカオットセイがいる(オス1頭、メス3頭)。国内飼育頭数は4園館21頭(2011年12月31日現在)。
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