「税について」考え 作文に 旭区から4人が入賞
中学生を対象に、税への関心や理解をもってもらおうと、国税庁と全国納税貯蓄組合連合会が共催しているコンクール「税についての作文」。保土ケ谷税務署管内(保土ケ谷区・旭区・瀬谷区)では9月5日の締切までに1112点の応募があり、20人が入賞した。旭区からは4人が受賞し、11月17日に市立桜台小学校=保土ケ谷区=で表彰式が行われた。
旭北中3年の磯谷雄一郎君は、保土ケ谷納税貯蓄組合総連合会長賞を受賞。「小学生のときにおじいちゃんと税金について話したこと」を思い出して書いたという。「増税も困るけど、警察や消防が有料になったり、年金がなくなる方がもっと困る」と素直な気持ちを作文でも表現。「今後は地球温暖化についても深く学んでいきたい」と話した。
万騎が原中2年の北原裕士君は保土ケ谷・旭納税貯蓄組合連合会長賞に。「なんとなく賛成」だった増税について、親や先生の助言を受け改めて考えてみた。「増税には賛成の人と反対の人がいる。それぞれの考え方があることを踏まえて、自分の意見を書いた」という。将来の目標は公務員。そのためにも「もっと税について詳しくなりたい」と意欲をみせた。
旭中3年の木村彩乃さんが受賞したのは保土ケ谷税務署長賞。これまで「あまりよく知らなかった」税について、作文を機に気づいたことも多かった。「学校のエアコンも、何気なく使っているけど実は税金のおかげ。後輩のためにも大事なものだなと思った」と話す。「税の種類やどんな使われ方をしているかも知りたい」と関心を強めた様子だった。
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