旭区は2013年度の区政運営方針を5月9日に発表した。基本目標に「『安心』『健やか』『ふるさと』旭」を掲げ、特に防災や高齢者支援、子育て支援などに注力する方針だ。
基本目標達成に向け、【1】安心あるつながり【2】誰もが健やかなまち【3】大切なふるさと―を三本柱に掲げ、事業を展開していく。
重点事業の「災害に強い区づくり事業」では防災訓練の支援のほか、災害時の一時的な避難場所「一時(いっとき)避難場所」の周知をめざす。区は「地域の任意で決めるものだが、掲示板の作成などで周知できれば」と話す。
2011年度から行われている「高齢者と地域のつながりづくり事業」は今年度も継続。同事業は高齢者が地域から孤立しないよう、周囲とのつながりづくりを保ちながら安心して暮らせる地域づくりを支援するもので、アドバイザーを地区に派遣するもの。今年度は前年度に引き続き左近山地区と、新たに万騎が原地区で行われる予定だ。
さらに前年度、新規事業として行われた、臨床心理士を保育園に配置し保育士に助言する「市立保育所を活用した養育支援強化モデル事業」も、左近山保育園で継続される。
区担当者は「限られた予算の中で、昨年度にやってきたことも継続させながら、基本目標を達成させられれば」と話している。
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