県立旭高校=下川井町=女子バスケ部が、全国高校総体(インターハイ)への出場を決めた。同部が全国大会に出場するのは34年ぶり3度目。
上位2チームが全国行きの切符を手にする神奈川県予選を旭は2位で通過。4チーム総当たりの決勝リーグで一昨年4位、昨年は3位と全国行きを目前で逃してきた悔しさを晴らした。
今年の決勝リーグは、山北に71対57、市ヶ尾に56対34と連勝し、2試合を終えた時点で全国行きを決めた。しかし、5月の関東大会県予選決勝で一度は下した金沢総合に55対60で敗れ、目標にしていた予選1位通過はかなわなかった。副主将の北村野々花さん(3年)は「全国大会への『出場』は目標ではなかった。やはり1位で行きたかった」と悔しさを口にする。
顧問の講武達雄教諭は「前回の対戦では勝つことができたが、今回の金沢は気迫が違った。選手たちはチームに足りない部分に気付いたはずなので、『勝てなかった』という経験をプラスに変え、修正して全国大会を迎えたい」と話す。
目標はベスト8
全国大会初戦の相手は静岡県代表、常葉学園。全国制覇の経験もある伝統校だ。主将の稲葉絵里さん(3年)は「相手はよく走るチームだけど、負けずに走って流れをつかみたい」と話す。チームはベスト8を目指して、速攻の練習に励んでいる。
講武教諭は「夏の大会では体調管理が特に重要なので、しっかりコンディションを整えてベストな状態で試合に臨みたい」と気を引き締める。
全国大会は7月29日から8月3日まで大分県別府市で開催される。旭高の初戦は7月29日。
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