今宿地区で毎月1回高齢者を対象とした配食や会食のボランティアに取り組んでいる今宿東町老人昼食会(深井テル代表)が8月24日、今宿西地域ケアプラザで昼食会を開催した。この日は中学生ボランティア5人も手伝い、食事を交えた世代間交流が図られた。
同ケアプラザは昨年から「今宿地区中学生ボランティア活動部」を発足し、市立今宿中学校の生徒が参加してボランティア活動に取り組んでいる。1年間を通じて地域行事などの手伝いに自主参加しており、今年は96人が登録している。
昼食会で中学生たちは配膳や受付を手伝ったほか、食事の際には各テーブルの中に加わり、昼食会参加者との会話を楽しんだ。
今宿中の中里怜菜さん(1年)は、姉が参加していた姿に憧れて4月から同部の活動に参加。「子育て支援などにも参加したけど、小さい子やお年寄りなど違う世代の人と接する中で楽しく学ぶことができている」と話す。「近所の人と知り合いになったので、家の近くで会ったときにもあいさつしたい」と笑顔を見せた。
昼食会の深井代表は「普段接する機会の少ない中学生がいたことで、参加者もいつもより楽しそうだった。子どもと接すると心が和むと思う」と手応えを話した。
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