横浜市幼稚園協会の加盟園の願書配布が10月15日から始まる。2015年4月からは教育・保育の総合的な提供などを目指す「子ども・子育て支援新制度」が全国的に始まる予定で、施行されれば幼稚園の機能にも変化が生まれる。本紙では区内23園が加盟する同協会旭支部・支部長の河原和雄さん(左近山幼稚園理事長)に話を聞いた。
――新制度とは。
「15年4月から、保育園と幼稚園の良さを併せ持つ『認定こども園』の制度が始まり、その中で各家庭に合った子育て支援を提供していきます。横浜市では待機児童の背景などを受け、以前から正規の教育時間前後にも預かる横浜型預かり保育事業を進めていました。旭区では、次年度は17園が預かり保育を実施する予定で、より子育て支援が充実されます」
――どのように幼稚園を選べば良いのか。
「幼稚園の機能が変わる時代がやってきます。新制度により幼稚園と保育園の垣根が低くなり、それぞれのご家庭に合った園を選びやすくなると思います。核家族化や保護者の就労状況などライフスタイルは昔と随分、変わってきました。新制度は、社会全体で子育てを支えることを目的としたものです。旭支部としても、今年度から来年度にかけて準備を進めていきます」
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