夫婦二人の生きがいを知ってもらう場に――。喜寿、古希を昨年迎えた中沢在住の村松勝治さん(77)、君恵さん(70)夫妻による食器や花びんの陶芸・絵付展「めおと展」が12月12日から15日、みなとみらいギャラリーで開催された。
「節目の年に、趣味で始めた陶芸と絵付の作品を発表しよう」と構想を練り、初の二人展が実現。50代から陶芸を始めた勝治さんの作品200点余りと、和陶や洋陶など絵付けを約35年続けてきた君恵さんの作品100点余りが一堂に集まった。
夫婦の趣味につながりはなかったが、勝治さんが定年後に絵付けを習い始めたことで新たな接点が生まれたという。自宅を増築し、ろくろを回す場所をつくるほどのこだわりようだが、「絵付けでは妻が師匠」と勝治さんは笑顔を見せる。1作品に1年ほどかかるケースもあるという君恵さんは「のんびりだから続けられる」とマイペース。2人の趣味の旅はまだまだ続きそうだ。
|
<PR>
旭区・瀬谷区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|