左近山ショッピングセンター内の空き店舗を活用した福祉活動拠点「ほっとさこんやま」が4月7日から運営を開始した。5日には開所式が行われた。
同拠点は左近山連合自治会を中心としたNPO法人「オールさこんやま」(林重克理事長)が運営。乳幼児から高齢者までの全世代を対象とする福祉保健活動を推進。買い物や病院の付き添い、家事手伝いなどの生活支援事業の拠点となり、有料で生活支援活動を行う。10日からはカフェ事業も始まり、コーヒーやカレー、スパゲッティなどの軽食も楽しめる。2階はオープンルームとして使用され、子育てサロンやセミナーとしても使用される。
左近山地区は1967年から団地の建設が始まり、現在は約5千世帯が暮らす。高齢化が進み、高齢化率(65歳以上の高齢者が占める割合)が40・1%と区内25・7%を上回っている。この背景を受け、同地区では昨年1月にNPO法人を設立。横浜市など行政やUR都市機構などの補助を受けながら、ほっとさこんやまを拠点に高齢者・子育て支援などに取り組んでいく。
「ここからがスタート」
開所式には旭区選出の国・県・市会議員をはじめ、関係者など約100人が出席。林理事長は「拠点の開所はスタートライン。これからが本当の力を発揮するところ。できる限りの力で進めていきたい」とあいさつ。濱陽太郎区長は「多くの方に利用してもらい、地域の活性化につながれば」と話していた。
拠点に関する問い合わせは同法人【電話】045・744・6585へ。
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