田植えに挑戦する児童
万騎が原小学校と南本宿小学校の児童が６月10日、こども自然公園＝大池町＝にある教育水田で田植えを行った。
両校が合同で取り組んでいる稲作の体験学習。地域の水田指導員らとともに４月から塩水選、たねまきなどを行い準備を進めてきた。
学年ごとに工程が割り振られており、田植えには万騎が原小の４〜６年生、南本宿小５・６年生の約３１０人が挑戦。代表児童は「田植えをしっかりやることで働く喜びやお米を収穫する喜びを分かち合いたい」とあいさつしていた。
今回植えられた苗は、「喜寿」というもち米の一種。秋には約４００kgが収穫できる見込みだという。子どもたちは一列に整列して、合図にあわせて丁寧に苗を植えていた。指導員や保護者からのアドバイスのもと、泥んこになりながら楽しそうに作業を進めた。
水田指導員の鈴木一松さんは「６年生は最後の田植えで、よく頑張ってくれた。この経験をもとに、食の大切さ、命の大切さを知ってもらえれば」と話した。
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