日本共産党 横浜市会議員 かわじ民夫 活動報告 コミュニティバスで活力あるまちを
旭区は市内でも高齢者が多く、現役・子育て世代が少ない、少子高齢化が進行している典型的な地域です。鉄道駅から1Km以上離れている住宅や、路線バス停から300m以上離れている住宅の割合は、市内行政区別で見ると断トツで高くなっています。それに加えて、生活基盤整備の遅れが重なり、区民生活の利便性が損なわれています。コミュニティバス路線のネットワークで、元気なまちをつくりましょう。
旭区は交通不便地域人口減少も
旭区は高度経済成長期に、急激な人口増加の受け皿として開発された地域です。膨大な人口増加の需要に追われ、路線バスが運行できない地域まで宅地化されました。そして今、超高齢化社会を迎え、区民の日常生活に支障が起き、人口も減少傾向です。
コミュニティバスで交通利便性を
一方旭区内でも、年少・生産年齢人口が増えている地域があります。さちが丘、本宿町など、相鉄駅に囲まれ、バス路線も充実する交通の便が良い地域です。賃貸住宅の割合が高く、居住年数が短く「まちの若返り」につながっています。
路線バスを補う公共交通サービスは、各地域のコミュニティバスです。高齢者や障害者をはじめ地域住民の公共・公益施設など、路線バスが通れない狭い道や、急坂の多い地域に適した公共交通サービスの一つです。四季見台地域(四季めぐり号)、泉区下和泉住宅団地(Eバス)や戸塚区小雀西地区(こすずめ号)では、住民の声でコミュニティバスの運行が実現しています。
地域コミュニティの働きが強まれば、まちが活性化します。その土台となるコミュニティバスのネットワークは、高齢者・障害者の通院・買い物の支援だけでなく、通勤・通学、子育てなど、すべての区民の生活向上に役立ちます。自由に移動ができる交通網は、人々が知り合う機会を増やし、お互いの交流を強め、安全安心の元気なまちをつくり、コミュニティを豊かにします。
地域一体となり運行実現を
横浜市は「地域交通サポート事業」でコミュニティバスの運行を支援しています。地域自治会・町内会などと一緒に実現するように頑張ります。
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