川井地区で初の地域食堂が昨年12月13日、川井地域ケアプラザで開かれた。
地域食堂とは、食事を通して世代を越えて気軽に集える場所を提供するもの。特別養護老人ホームさくら苑(下川井町)で三世代交流イベントを企画しようとしたことが発端となり、昨年4月から検討。同所や会場となったケアプラザに加え、神奈川病院、あさひの丘病院、弥生苑、旭ホームといった同地区にある医療・福祉施設が共催して今回初めて実現した。
会場では小学生以下100円、大人200円でカレーライス・サラダ・スープ・デザートを提供。世代を問わず約30人が集まり、一緒に食事をとって交流した=写真。「職員の思いを形にするため、皆さんが協力してくれた」とさくら苑の奥野天元(たかゆき)施設長。弥生苑の西山宏二郎理事長は「今後も続けて、地域の方に楽しみにしてもらえるようになれば」と話した。
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