旭警察署(日下部裕也署長)は1月31日、振り込め詐欺の被害を防いだ横浜今宿南郵便局と三井住友銀行二俣川支店に感謝状を贈呈した。
同郵便局では昨年12月26日、窓口で約100万円を引き出そうとする利用客が来訪。不審に思った窓口担当者が用途を確認すると利用客は「息子がこれからお金を取りに来る。鞄を無くしたと言っていた」と話し、詐欺の手口に酷似していたことから利用者を説得。後に電話の話は事実ではないことが発覚し、被害を阻止した。
一方、同支店では1月22日、「息子の借金を返さなくてはいけない」と訪れた利用客に対し、窓口担当者が詐欺を疑って説得。その後、電話の話は事実ではなかったと判明し、被害防止につながった。
同署では被害を防いだ功績に対して、両金融機関に対して感謝状を贈った。同署生活安全課の吉田貴仁課長は「皆さんのご協力のおかげで被害が防げている。引き続きご協力をお願いしたい」と感謝を示し、「古典的なオレオレ詐欺だけでなく、キャッシュカードを受け取りに来る手口も増えている。キャッシュカードは渡さず、暗証番号は教えないように」と注意を呼び掛けている。
区内では今年に入り、同署の手集計で17件、約9000万円の被害が発生している(1月末時点)。
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