横浜富士見丘学園中学校・高等学校で6月13日、旭警察署による痴漢対策教室が初めて行われた。6月1日から15日までの「痴漢撲滅週間」に合わせて行われたもので、同署ではこれまでも駅頭での啓発活動や女性が多く在籍する学校、職場などで護身術を指導してきた。
当日は中学1年生と高校1年生の約30人が参加。同署の女性署員が手本となり、後方から抱きつかれた場合や、手を引っ張られた場合などへの護身術を披露した。
生徒は2人1組になり、加害者役と被害者役に分かれて実践。苦戦しながらも、署員が直接指導にあたると、少しずつ習得している様子だった。
手本を見せた女性署員は「被害に遭ったときは、まずは『助けて』と叫ぶこと。音楽を聴いたり、スマホを見ながら歩いたりしていると気配に気づきにくいので、注意して」と生徒たちに呼びかけた。
生徒は「ためになった。家でも護身術を練習して、いざというときに活用したい」と話していた。
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