横浜富士見丘学園中学校・高等学校(中沢)の地理研究部が、8月4日と5日に開催された「全国高等学校鉄道模型コンテスト2018」に参加。モジュール部門で「ベストクリエイティブ賞」、一畳レイアウト部門で「理事長特別賞」を受賞した。
自然体にこだわり
同大会は、東京ビッグサイト西展示ホールで開催され、全国から約140校が参加。モジュール部門には、中学1・2年生と高校1年生が製作に携わり、「お城のある風景〜秋」という作品を完成させた=写真上。
中心となった高校1年生の斎藤彩花さんと加藤彩夏さんは「長崎県にある島原城の秋祭りをイメージした」と話す。紅葉した木を200本以上作り、城の石垣や道が自然体になるように工夫したという。「3カ月間、部員たちで頑張った。受賞できてうれしい」と喜んでいた。
本から安土城をイメージ
一畳レイアウト部門で4位相当にあたる理事長特別賞を受賞したのは、高校3年生の能登杏奈さんと柴崎佳奈さんの2人。”信長ファン”という能登さんの「どうしても安土城を再現したい」という強い希望から、「兵どもが夢のあと〜夏の安土城」を製作した=同下。
実物は石垣しか残っていないため、「本で読んだイメージから創造した」と能登さんは話す。石垣部分はチップで作り、色を塗るなど独自のこだわりも盛り込んだ自信作となった。受験勉強の合間に集中して作業したという2人は、「ストレス発散ができて楽しかった。最後にこだわりの作品ができた」と笑顔を見せて話していた。
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