議会報告 ミニバス(地域交通サポート)事業が前進 日本共産党横浜市会議員 かわじ民夫
旭区は山坂の多いまちであり、駅からもバス停からも距離のある交通不便地域の多い地域です。高齢者数は市内で断トツであり、安心して移動できる交通支援制度が一層重要です。そういった中で横浜市は地域が主体となって運営するミニバス(地域交通サポート)事業を始めています。
旭区では四季美台地域で運行されたミニバス「四季めぐり号」がこの事業の第1号です。2012年から試行運転が行われ、その後も地域に愛され運営されていました。
しかし、運行委員会の努力にもかかわらず、「採算ライン」を下回ったことで18年10月に終了となりました。運営に対する公的支援がなかったことが大きな原因でした。
「新たな拡充策を検討」と市長が答弁
四季美台地域ではミニバス運行が大きな要求であり、再開の方向で進んでいます。しかし、安定運行するには、運営費などの公的支援は欠かせません。公的支援を求める市民の声が広がる中で、林市長からは「新たな拡充策を検討します」との答弁がありました。そして運営費の支援として車両代等の初期投資費用が検討されています。
「運営への公的責任」を求めましょう
私は一貫して「公費によるミニバス路線で街の活性化」に取り組んできました。この間、ミニバスについてのアンケートを5万枚配布し、地域の皆さんの声を聞き、学習会等を行い、寄せられた声や要望を議会で何回も取り上げてきました。そして皆さんとの運動で、公的支援の充実化が始まりました。
引き続き安心して移動できる環境づくり、街づくりのために力を尽くします。
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