旭警察署(佐藤修署長)は8月26日、振り込め詐欺被害を防いだ横浜銀行鶴ヶ峯支店に対して感謝状を贈呈した。
同支店では8月1日、高額の預金引き出しに訪れた男性に対応。窓口担当者がチェックシートの活用や積極的な声掛けを行って理由などを確認すると、息子をかたった詐欺の手口だと判明し、被害を未然に防止。佐藤署長から同支店を代表して課長代理の前田京子さんに感謝状が贈られた。前田さんは「窓口だけでなく、後方からのお声掛けを今まで以上に行って、お客様の大切なご資産をお守りしたい」と話した。
女性は特に注意
同署によると、今年の振り込め詐欺の被害件数は48件、被害額は約5200万円(8月末時点、暫定値)。前年比でマイナス5件、マイナス約1億2000万円と件数・額ともに昨年を下回っているものの、被害は続いている。同署では8月半ばに区内を中心とした企業・団体の協賛で、暑中見舞いはがきを発送して注意喚起するなど、啓発を続けている。
特に息子などをかたった「オレオレ詐欺」は全体の7割以上で、その被害者の約9割が女性。同署の担当者は「今までやっていない対策も講じ、1件でも被害を防げるように手を尽くしていく」と話している。
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