相鉄ライフ二俣川3階に12月6日、会員制の地域交流サロン「オトナ塾grand」がオープンした。運営するのは今年10月に設立された(株)チャッカバン。代表取締役社長の平井直人さん=写真=はオープンの目的について「”人生100年”と言われる時代、年を重ねることに肯定的でいられる居場所をつくりたかった」と話す。
これまで、不動産総合マネジメント会社で全国各地にあるショッピングセンターの再生事業に携わってきた平井さん。多くの施設を見てきた中で「さまざまなテナントが集まる、街の中心であるショッピングセンターだからこそ、地域住民の居場所にできれば」という思い
が生まれたという。
平井さんが考える居場所は、世代や職種、肩書を超えて地域住民たちが交流できる拠点。会社を起業した自身の経験にも重なるものがあった。「これまでは定年退職後に安定した生活が約束されていたが、今の時代は将来を不安に思う人が多い。現役世代が退職したシニア世代とも交流して、自分自身を見出せる機会がつくれれば」と平井さん。サロン名の「grand」には「”壮大”や”素敵”なきっかけを作り、自分が元気になれる場所”my grand”を見つけてほしいという思いを込めた」と明かす。
講座などの開催も
22坪ある室内は32席を設け、会員が自由に利用できる書斎スペースを用意。カフェのような空間となっており、平井さんが店長として仲介に立ち利用者同士をつなげていくという。「来春頃には趣味や仕事などのイベントや講座を定期的に開催できたら」と平井さん。利用料など詳細は同ホームページ【URL】https://chakkaban.comで確認を。
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