昨年の旭区誕生50周年記念式典で、7人の区民が区政功労者特別表彰を受賞。ここでは受賞者の横顔を紹介します(一部辞退者除く)。
1980年から2013年に定年退任するまでの33年間、民生委員・児童委員として地域福祉に貢献。01年には旭区民生委員児童委員協議会の会長に女性として区内で初めて就任したほか、全国民生委員児童委員連合会の評議員、04年には横浜市の協議会で副会長も務め多くの表彰を受けた。
区の民生委員で企画委員長だった1999年、委員のメンバー4人で子どもたちを主体にした区独自の新たな事業を検討。「民生委員の活動を見てもらい、子どもたちがボランティアを通じて優しい心を育む経験をつくりたい」との強い思いがあった。
翌年から区内の市立小学校の協力を得て、5、6年生を対象にした「ジュニアボランティア体験事業」をスタート。「元気がなかったお年寄りが子どもの顔を見て明るくなり、子どもたちも接し方が分かるようになってくる」と、やりがいを実感している。
現在も活動を支える同事業は今年度20年目。「これがきっかけで、学校と民生委員が相談し合える関係ができてきた」と胸を張る。「どうせ仕事するなら楽しくやりたい。最初は辛そうな人でも、話しているうちに楽しくなってくる。笑顔に会えるのがうれしい」
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