旭消防署で6月26日、心肺停止状態になった女性を迅速かつ適切な応急処置で救命した区内在住の元県立高校教諭・川崎真弘さんに、古屋明弘消防署長から感謝状が贈られた。
女性は5月13日午後8時頃、体調不良を訴え、近隣に住む川崎さん宅へ助けを求めた。川崎さんが119番通報後、女性は意識を失い心肺停止に。川崎さんはすぐに女性に胸骨圧迫を施し、到着した救急隊へと引き継いだことで、救急車内で心拍が再開した。
川崎さんはその時のことを振り返り「初めてのことだったので、とても慌てました」と話すも、20年以上前から運動部の顧問として何度も受けてきた救急救命の講習を思い出し「『もしもし亀よ、亀さんよ』のリズムで胸骨圧迫をしました。(女性は)その後、後遺症もないようなので良かったです」と話した。
古屋消防署長は「川崎さんの勇気ある行動で、尊い命を救うことができました」と感謝の言葉を口にした。
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