相鉄線・星川駅(保土ケ谷区)の南北を結ぶ、駅1階の自由通路が3月27日にオープンした。これにより、保土ケ谷区役所などがある北口と、交通広場が整備される予定の南口が地上で行き来できるようになった。
自由通路の開通は、現在進められている「相模鉄道本線(星川駅〜天王町駅)連続立体交差事業」の一環。これまで星川駅の南口と北口を行き来するには、2階の駅舎を通る必要があった。
新設された自由通路は24時間利用可能で、1階部分で南口側と北口側の往来ができる。通路には2階の改札へつながる新しい階段やエレベーター、エスカレーターも整備されている。幼い子どもを連れて通路を利用していた星川に住む女性は「自由通路は段差もなく、車も通らないのでベビーカーを押しているときでも安心。便利になった」と話していた。
高架下の活用検討
2022年度には南口交通広場の供用開始が予定されるなど、星川駅周辺のまちは大きく変化している途中だ。
保土ケ谷区は昨年12月、連続立体交差事業が進められている星川駅から天王町駅周辺の魅力的なまちづくりを推進するため、相鉄グループ3社((株)相鉄アーバンクリエイツ・(株)相鉄ビルマネジメント・相模鉄道(株))と協定を結んだ。相鉄アーバンクリエイツ(株)担当者によると、星川駅周辺の高架下の有効活用については、地域特性と住民の意見を参考にしながら「利便性が高く魅力あふれるまちづくり」に向けて計画を練っていく方針という。
|
<PR>
旭区・瀬谷区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|