コロナ禍で中止となる街頭募金活動に代わる取り組みとして、(公財)日本補助犬協会=矢指町=はインターネット上で補助犬の育成資金を募る「クラウドファンディング」を8月から2カ月間かけて実施。556人から、目標額を超える1078万円の寄付を得た。
同協会は、日本で唯一盲導犬・介助犬・聴導犬の3種類の補助犬を育てており、これまでに104頭を育成し希望する身体障害者に無償貸与してきた。補助犬1頭の一生にかかる経費は500万円以上で、同協会では運営費の約9割を募金で賄う。コロナ禍で収入がゼロ近くまで落ち込む中、総事業予算の約15%にあたる1千万円を目標額に据え寄付を呼び掛けた。
同協会理事の青木保潔さん=人物風土記で紹介=は「多くの方に支えられていると実感した。感謝しかない」と話した。
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