小高町にある上の原保育園と上の原幼稚園で1月14日、笠はや志保存会による獅子舞と囃子が園児に披露された。
日本の伝統文化を知ってほしいと、約5年前から企画。同幼稚園では、公演回数を増やし人数を制限するなど感染対策を施した上で、2年ぶりの開催となった。
獅子舞が、床に置かれたミカンを器用に食べて皮だけ口から出すと、園児たちは驚きの声を上げ拍手。囃子の音に合わせ身体を揺らし楽しんだ。
同幼稚園の金子貴明園長は「コロナ禍だが文化に触れる機会は大切。子どもたちに新年を祝う行事を肌で感じてほしい」と話した。
江戸末期から伝わる音色
笠はや志保存会は約170年前の江戸末期から伝わる「笠囃子」を継承し、市無形民俗文化財保護団体に認定されている。現在18人が登録。メンバーは「コロナ禍ながら、地域のデイサービスや保育園・幼稚園などで公演を行う機会が少しずつ増えてきている」と語った。
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