区内27の小学校から5、6年生が参加する「ジュニアボランティア」の体験発表会が12月15日、旭公会堂で行われた。今年は20地区253人の児童が、8月から4カ月間ボランティア活動を行い、発表会には半数の10地区122人が参加。この日は地区ごとに、体験内容や感じたことなどについて発表した。
活動内容は各地区で異なり、「赤い羽根共同募金」での募金活動や、福祉まつりでの手伝いなどさまざま。模造紙を使った発表や、手話ダンスを披露するなど趣向を凝らしていた。会場からは時折笑い声もこぼれ、終始和やかな雰囲気に包まれた。
希望が丘南地区の児童は「ボランティアは大人がやるものだと思っていたが、この体験を通じて身近なものに感じることができた」と話し、充実した4カ月を振り返った。
旭区民生委員児童委員協議会が主催するこの事業は、2000年から続いている。同協議会によると、全国的にも同様の試みは珍しいという。大越由美子会長は「児童にとって、いろんな経験が一つひとつ思い出になるのでは。共感する気持ちを大切にしてほしい」と話した。
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