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旭区版 公開:2016年9月1日 エリアトップへ

9月17日から開かれるよこはま旭区落語・演芸祭りの発起人 駒村 吉則さん 二俣川在住 56歳

公開:2016年9月1日

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落語でまちを元気に

 ○…今年で2回目を迎える「よこはま旭区落語・演芸祭り」。3商店会が垣根を越えて開催するイベントの仕掛け人は、実は二俣川在住の希望ヶ丘高校・日本史教諭だ。「自分が楽しく生活するには、まちが元気にならないと。イベントを通じてまちがもっと盛り上がれば」と期待を込める。当日は教え子たちも手伝いに駆けつける。「イベントが大好きな子が多いんです」。先生の顔がのぞく。

 ○…「二俣川駅南口再開発を控えた今、活性化のために何かできないか」。以前から希望ヶ丘や二俣川などで地域寄席を企画していたが、二俣川全体を盛り上げるイベントとして構想を始めた。その考えに二俣川商栄会の山下幸作さんが賛同し、3商店会に広がった。昨年も大勢の来場者が訪れ、「次はいつ?」と楽しみにしてくれる人もたくさんいたという。「今年も外さない噺家さんが集まるので、ぜひ楽しんでもらいたい」と笑顔を見せる。

 ○…落語との出合いは教師になりたての20代のころ。「思うように授業ができなかった」。生徒を引き付ける授業を考える中で、ヒントになったのが落語だった。聞き手をぐっと引き付ける力を盗もうと、学校や部活動の合間をぬって、寄席に足を運んだ。「落語家が話して、自分は頭の中で情景を想像する。両方がマッチしたときに、落語の面白さを感じる」と語る。授業は会話調になることも多く、生徒から「先生の話は落語っぽい」と言われることも多いそうだ。

 ○…自身を表すのは「3R」。歴史、落語、そして”ラグビー”。同校ではラグビー部顧問を務めるほか、横浜市ラグビーワールドカップ2019委員会で広報も担当している。「横浜で決勝戦をやることを知らない人も多い。ラグビーのことを少しずつ知ってもらいたい」。学校のほか、ラグビーや落語など慌ただしい日々を過ごすが、「楽しいことは疲れない」。全力を尽くして、毎日を楽しんでいる。

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