「ミセス・グローバル・アース神奈川大会」事務局を務める(有)シュート代表取締役の 木村 祐子さん 上白根町在勤 63歳
「好きなことでより輝いて」
○…「美」のみならず、SDGsや環境問題に真摯に取り組むミセスを対象にしたコンテスト「ミセス・グローバル・アース」。今年度、神奈川大会事務局として準備を進めてきた。事前選考や、美と環境活動への意識を高めるトレーニングを経て本戦に出場するのは7部門29人。コロナ禍で不自由さもあるが「女性たちの嬉しそうな様子や一生懸命な姿に感動する」と目を細める。
○…夫は元サッカー日本代表で横浜F・マリノスの監督も務めた木村和司氏。そのマネジメントなどのために(有)シュートを設立した。2012年には上白根町にスポーツ施設「スポーツジャングル10」をオープン。「10」は夫の背番号だが、「10種目やれる場にという願いを込めた」という。その願い通り現在は利用者がさまざまな競技を楽しむ場所になったが、当初は集客に苦労したことも。コロナ禍の今も状況に応じた対応を迫られる。「サッカー選手の妻も大変だったけど、経営が一番大変」
○…「夫の裏方としてやってきた。もう自分の時間を持ってもいいでしょ」と60歳を境に多方面に目を向けるように。SDGsをテーマにしたカードゲームを通して環境活動にも興味を持った。昨年には娘の勧めで「ミセス・グローバル・アース」にエントリー。そこで見た、日に日に輝いていく女性たちの姿に感銘を受け、今年度はサポートする側として手を挙げたという。
○…今年度の神奈川大会は「外見よりも内面の美。環境のことを自然にやり、SDGsを学ぶ姿勢や個性を重視している」という。「仕事や家事、育児、介護に日々奮闘する女性たちが少しだけ自分の時間をつくり、より輝いてもらえたら」そんな想いの下、個性豊かな「美」が競演する。
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