市総文祭ポスター 最優秀に西金中・鈴木さん
8月20日から始まった「横浜市立学校総合文化祭」のポスターに、西金沢中学校3年の鈴木莉乃さんの作品が選ばれた。
同文化祭は横浜市立の小・中・高・特別支援学校の児童生徒が参加。日頃の学習成果を発表し、文化芸術への関心を高めようと、横浜市立学校総合文化祭実行委員会が中心となって実施している。鈴木さんは小・中学校合わせて491点の応募の中から最優秀作品に輝いた。今年度のテーマ「心のとびらをあけよう!未来へはばたけ 横浜の文化」に沿ったデザインとして評価された。
鈴木さんは美術部の部長。決定の知らせは部活動中に受けた。「顧問の先生が『大ニュースですよ』と教えてくれた。まさか選ばれると思わなかったので驚いた」と話す。「心の扉」を虹色のハートで表現、横浜の街を囲むのは未来を担う子どもたちだ。構成が決まるまで半年がかりだったという。「難しい絵に挑戦して描き上げられた時が嬉しい。受賞は自信になった」と鈴木さん。将来目指すのはイラストレーターだ。「夢に向かって頑張ります」と力強く答えた。
同文化祭は来年2月16日(土)まで続く。今後は放送コンテストや社会科作品展、音楽会や美術展などが開催される。
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