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金子さんの草花の不思議発見!第28回 タンポポ 冬と夏で花茎の長さが違う 文・日本自然保護協会自然観察指導員 金子昇(金沢区富岡西在住)

掲載号:2019年4月11日号

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 暖かい日差しの中、「タンポポ」が早くも咲き出しています。早春のタンポポを見ると、写真(右上)のように花茎を非常に短くして咲き、春本番になるとぐっと伸びてきます。

 真冬は花茎を伸ばさず、葉だけが太陽の光をいっぱい受けるようにロゼット状(写真右上の葉の部分)にし、開花の準備をします。早春に花茎を伸ばし始めますが、寒さで水の通り道(導管)の水分が凍って気泡が入り水が上がっていかなくなるのを防ぐため、花茎はできるだけ短くするわけです。暖かくなればその心配もなくなり、どんどん上へと伸びていきます。

 さらに花が咲き終わると、花茎は一旦横に倒れ、結実するとまた起き上がり、種子が完熟(穂綿状)する頃には、開花している花茎より高く伸び(写真左上)、風による種子の散布が始まります。

 別名は「ツヅミグサ」といいます。タンポポの由来の一つに、花茎を短く輪切りにし、両口の端をカッターで少し割くと、反り返るように丸まり、鼓(または水車)の形(写真下)になります。鼓の叩く音「タン、ポン、ポン」の連想からつけられました。

 また写真のように糸に通して蛇口から出る水に当てると、水車のようにくるくると回ります。
 

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