金沢区・磯子区版 掲載号:2019年4月11日号 エリアトップへ

金子さんの草花の不思議発見!第28回 タンポポ 冬と夏で花茎の長さが違う 文・日本自然保護協会自然観察指導員 金子昇(金沢区富岡西在住)

掲載号:2019年4月11日号

  • LINE
  • hatena

 暖かい日差しの中、「タンポポ」が早くも咲き出しています。早春のタンポポを見ると、写真(右上)のように花茎を非常に短くして咲き、春本番になるとぐっと伸びてきます。

 真冬は花茎を伸ばさず、葉だけが太陽の光をいっぱい受けるようにロゼット状(写真右上の葉の部分)にし、開花の準備をします。早春に花茎を伸ばし始めますが、寒さで水の通り道(導管)の水分が凍って気泡が入り水が上がっていかなくなるのを防ぐため、花茎はできるだけ短くするわけです。暖かくなればその心配もなくなり、どんどん上へと伸びていきます。

 さらに花が咲き終わると、花茎は一旦横に倒れ、結実するとまた起き上がり、種子が完熟(穂綿状)する頃には、開花している花茎より高く伸び(写真左上)、風による種子の散布が始まります。

 別名は「ツヅミグサ」といいます。タンポポの由来の一つに、花茎を短く輪切りにし、両口の端をカッターで少し割くと、反り返るように丸まり、鼓(または水車)の形(写真下)になります。鼓の叩く音「タン、ポン、ポン」の連想からつけられました。

 また写真のように糸に通して蛇口から出る水に当てると、水車のようにくるくると回ります。
 

金沢区・磯子区版のコラム最新6

制限型対策では不十分

〈連載【8】〉依存症専門医に聞く IRと横浜

制限型対策では不十分

11月21日号

雇用や税収増に寄与

〈連載【7】〉IR推進会議の美原氏に聞く

雇用や税収増に寄与

IRと横浜

11月14日号

刺抜きの特効薬?

金子さんの草花の不思議発見!第36回ニシシギ

刺抜きの特効薬?

文・日本自然保護協会自然観察指導員 金子昇

11月14日号

バス路線「ピアライン」が誕生

バス路線「ピアライン」が誕生

桜木町〜新港ふ頭を結ぶ

11月7日号

カジノは負の経済効果

〈連載【6】〉鳥畑与一教授に聞く

カジノは負の経済効果

IRと横浜

10月31日号

「芙蓉」はハス・スイレンを指す

金子さんの草花の不思議発見!第35回フヨウ

「芙蓉」はハス・スイレンを指す

文・日本自然保護協会自然観察指導員 金子昇

10月31日号

都心臨海部の起爆剤に

〈連載【5】〉川本守彦副会頭に聞く IRと横浜

都心臨海部の起爆剤に

10月24日号

あっとほーむデスク

  • 10月31日0:00更新

  • 8月15日0:00更新

  • 7月18日0:00更新

金沢区・磯子区版のあっとほーむデスク一覧へ

最近よく読まれている記事

コラム一覧へ

金沢区・磯子区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2019年12月12日号

お問い合わせ

外部リンク