横浜市道路局はこのほど、市が管理する道路(全延長7500Km)やトンネル(39カ所)の一斉点検を始めた。これまで業者に委託するなどし定期的に点検していたが、1年という短い期間で一斉に行うのは初めて。昨年12月、中央自動車道笹子トンネル(山梨県)で起きた事故を受け、市民の安全を確保する目的で実施を決定した。橋(1744カ所)、地下道(137カ所)、横断歩道橋(330カ所)、河川の護岸(86Km)も合わせて行う。
金沢区内では6月4日、宮川の河口から2Kmを実施。護岸コンクリートにひび割れや崩落の兆候がないかなどを目視点検した。
区内8つのトンネルと100カ所の橋は、10月末頃までに点検を終わらせたい考え。昨年12月にも緊急点検を実施したトンネルは、水漏れやコンクリートの剥離の確認など利用者の安全を守る観点から、より幅広い点検を行う。また12カ所の地下道、11橋の横断歩道橋、44基の大型道路標識も順次実施。異常が見つかった場合は、詳細な調査の上、対策を講じていく。
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